我が家のすぐそばに、実生の栗の木(樹齢20年)があって、その栗の木に毛虫が大発生しています。 ずいぶんと前から、葉が食害されている事には気が付いていましたが、その虫はどんな虫かは葉っぱまでの距離が遠いため確認が出来ないでいた。 15日になって、その大量の毛虫が上へ下へと幹と枝を行き来していたのでしっかりと目にすることができた。 この毛虫は、なんとウルシの葉も食べていました。
この場所に家を建て移転して20年以上経つが、こんなに大量の毛虫の発生する現象は初めてです。 (昨年は近隣で大量発生していた)
ネットで調べたところ クスサン(ヤママユガ科)という蛾でした。 このクスサンの仲間であるヤママユガは天蚕糸の繭から取った絹糸が、釣り糸や医療用縫合糸などに用いられるとのこと。 和服などの着物では、繊維のダイヤモンドと呼ばれているようで たいへん高価な絹のようです。
この時期のクスサンの幼虫は、繭を作り成虫になるための準備の時期だからなのか、大量の食事と運動中?でしょうか。
栗の木の幹と葉を行き来する 蛾(クスサン) 左の毛虫が下っていて右の毛虫は登っている
何故に行き来するのであろう
こちらの画像は 葉がほとんどなくなった状態のウルシの木
確認したところ 同じ毛虫 クスサン だった
いただいた種から育てた シオデ (ヤマアスパラ) の頂芽 蔓状に伸びていく
途中からも脇芽が出てくる 本数は増えないが、年々太くなって親指ほどの太さになった
何日も前から咲き始めた シラン いま真っ盛りです